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正義と微笑

numb_86のブログ

「せっかくだから俺はこの目的指向的理論を選ぶぜ!」

 自分用のメモ。


 ドゥオーキンによる、政治理論の3つの分類。

  • 目的指向的理論
    • ある行為は、特定の状況における個人の選好とは別に、あらかじめ善とされたある目的に貢献する限りにおいて、肯定される。「個人の自由」をこえた、普遍的な価値や倫理を志向する。例えば、アリストテレス
  • 権利指向的理論
    • 個人の意志と選択を重視する。道徳規範は手段的なものに過ぎず、そこでは権利が義務に先行し、義務は権利の相互衝突を無くすためのものに過ぎない。例えば、ホッブズの社会契約論的な考え方?
  • 義務指向的理論
    • 個人の行為の、その道徳性が重視され、義務は義務のためになされるべきものとされる。義務や道徳を守ることそれ自体に、意義がある。例えば、カント。


 参考

自由主義の再検討 (岩波新書)

自由主義の再検討 (岩波新書)


 この分類はすごく重要な気がするんだけど、こういう議論はあまり見かけない。少なくとも一般向けの書籍では。前に近代批判の記事にも同じようなこと書いたけど、この中では目的指向的理論が、一番しっくり来る。個人の主観を先行させて倫理や共通善?の否定につながりかねない下の二つには、どうにも違和感が。