正義と微笑

numb_86のブログ

弱者なりの、「僕らの楽しい資本主義」

 ネットショップ、「セレクトショップじぃーま」で買い物をした。正確には、注文しただけでまだ届いてないけど。お金もこれから振り込むのだけれども。


 購入したのは、こちらの商品。
 http://shopzxm.sakura.ne.jp/9_81.html
 電子レンジで簡単にゆで卵をつくれる、優れものらしい。自炊しない系ひとり暮らしニートにとって、打って付けの商品。生活費を圧縮すべく、コンビニ弁当からの脱却を模索していたし。
 本当は、男のロマンをビンビン刺激するマグネティック・キャノンにしようと思ったのだが、さすがに実用性が無さすぎるということで、断念。
 http://shopzxm.sakura.ne.jp/9_69.html


 「じぃーま」には以前から注目していて、面白そうだと思っていた。だから買い物をした。
 それが第一の理由ではあるけれど、それだけじゃない。一応、自分の思想の実践でもある。


広告 2010年 10月号 [雑誌]

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 この雑誌に、日本一有名なニートである、phaさんの記事が載っている。
 ここでphaさんは、「もっと気軽にお金を融通しあう社会になってほしい」という趣旨のことを述べている。phaさん自身、ネットを通してお金やモノをもらっている一方で、自分よりカネの無さそうなニートや無職に何かを提供したりしている。


 俺も、phaさんのこの思想に賛成だ。この思想を実践するために、今回、買い物をした。
 ありがたいことに、Amazonほしい物リストを通して、何人かの方にモノを買ってもらった。だから、その買ってもらった金額の一部は、人にあげる。もらいっぱなしには、しない。
 そしてそれは、何よりもまず自分のためだ。気軽にカネのやり取りが発生する社会になれば、俺にメリットがある。


 人気の討論番組で、「僕らの楽しい資本主義」という特集が組まれたらしい。視聴していないから分からないが、経済成長が終わって資本主義が曲がり角に来ているこの国で、果たしてこれからどうしていくべきなのか、議論したのだろう。
 よく言われることだけど、日本では、国家ではなく企業が、福祉を担ってきた。企業が、労働者とその家族の面倒を見てきた。だけどその仕組みが崩壊し、もう企業に頼ることが出来ない時代になってしまったのは、ご存知の通り。じゃあ国家が福祉を提供してくれるのかと言えば、非常に心もとないのが現状だ。


 もっと国家や企業に頑張ってもらわないと困るのだが、個人レベルでも、いろいろと取り組んでいくべきではないだろうか。貧乏人なりに、個人レベルで福祉を用意していくべきだと思う。
 企業ではなく個人を主体とした、新しい福祉


 「気軽にお金を融通しあう文化」というのは、新しい福祉の、柱の一つになると思う。これで全てをフォローするのは不可能だが、有効なセーフティーネットの一つだと思っている。個人間で、支えあう。


 インターネットのおかげで、個人間でのやり取りのハードルがすごく下がってきている。「ほしい物リスト」もそうだし、アメロードみたいな新しいサービスも出てきた。
 こういった技術やインフラは、ギークな人たちが何とかしてくれるはずだ。
 だから俺はせめて、「文化」を盛り上げていきたい。


 俺は既に、「文化」の恩恵を受けている。
 俺がモノを買ってもらえたのは、phaさんのような先人たちが文化をつくってくれていたからだろう。ネットを通して人にモノをあげるということ、そのハードルが低くなり、一般的な行為になりつつあるからこそ、買ってもらえたのだと思う。
 だから俺も、出来る範囲で、モノをあげたり、買ったりしたいと思っている。
 そういう行為が一般的になればなるほど、俺にもメリットがある。買ってもらえる可能性が高まる。


 ただこれは、あげる側にも楽しめる要素やメリットがないと、厳しいと思う。
 「楽しさ」や「メリット」よりも、「福祉」や「支え合い」が前面に出てしまうのは、よくない。短期的にはよくても、長期的には苦しくなる。
 息苦しくなったり、義務感が生まれてしまったり。
 そうなると結局、続かない。義務みたいになっちゃうと、ダメなんだよ。


 「じぃーま」の場合は、そこに置いてある商品自体がイカしている。そして、店主が脱サラ仲間ということで、新しい生き方を実践している人に対する応援、みたいな意味合いも俺にはある。
 純粋に商品が欲しい、そして、店主を応援したい。だから買ったんだ。福祉だの文化だの支え合いだのは、あくまでもプラスアルファ。これが大事。
 小難しい理屈や理念だけで動けるほど、人は強くないんだよ。楽しさやメリットがないとな。
 そこはあくまで、「楽しい資本主義」じゃないといけない。


 そんな訳で引き続き、ほしい物リストを公開中です。商品を追加し、選択の幅が広がりましたので、ぜひ。
 Amazon.co.jp