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正義と微笑

numb_86のブログ

なむナビEXPOで実践した、ロングテール戦略

 指定されたURLは存在しません - なむナビ


 まさかの出展者ゼロではないかと危ぶまれた、なむナビEXPO。ありがたいことに、現時点でお二方の申し込みがありました。
 いやー、よかったよかった。
 2000円相当のコメを得たわけで、これで既に、元は取れました。
 なむナビEXPOの趣旨としては、もっと集まって欲しいし、今後も募集していく。
 だけど俺個人の利益?としては、もう、確保できている。


 お二人とも面識のある方だし、現金ではなく現物支給ではあるけれど、自分で企画を立ち上げ、利益を得たわけだ。我ながら、素晴らしいと思う。
 そしてこれが可能だったのは、インターネットがあったからだ。


 ロングテール戦略、というものがある。
 自己流で説明すると、少ない種類の売れ筋商品をいっぱい売って稼ぐのではなく、多くの種類の「売れ筋ではない商品」を少しずつ売ることで、利益を得るという戦略。売れ筋ではないから、商品一種類あたりの利益は少ないけれど、多くの種類でそれをやれば、十分な利益になる。


 代表的なのは、Amazon。例として、扱う商品を書籍に絞り、町の本屋さんと比較してみる。
 町の本屋さん、つまり実店舗は、陳列のスペースの問題であったり、在庫の問題などがあったりするため、どうしても扱う商品が限られてくる。よほどの大型店でない限り、どの書籍を販売するか、厳選しなければならない。そしてその際は当然、多くの人に売れるであろう商品を選ぶことになる。限られたスペースに、需要が見込めないような商品を並べるわけにはいかないのだから。
 だがAmazonは違う。インターネットを利用し、物流の効率化なども図ることで、商品数の制限というものがほとんど無くなった。そのため、さほど需要が見込めない商品も扱えるようになった。そしてそういった商品の積み重ねこそが、大きな利益を生むのだ。
 10しか商品数を扱えない実店舗では、100の利益を生み出す商品を扱ったとしても、利益の合計は1000にしかならない。
 だがAmazonは、扱える商品数がほぼ無限である。仮に商品数が100だとすれば、一種類あたりの利益が20だとしても、合計は2000になる。


 Amazonの長所として、「商品数がほぼ無限」と書いたが、もうひとつある。それは、集客だ。
 インターネットによって、売り込める先がほぼ無限になった。
 インターネットなら、少なくとも原理的には、世界中の全ての人とつながれる。だからこそ、マイナーな商品でも扱えるのだ。それを欲しがるマニアックな人と、つながれるから。



 縦が販売数で、横が商品。緑の部分が「売れ筋商品」で、黄色の部分が、ロングテール部分。
 従来は、緑の部分しか扱えなかったわけだが、インターネットの特性を利用して、黄色の部分も扱えるようになった。
 黄色の部分ひとつひとつの販売数は少ないが、合わせれば非常に大きな数になる。


 こういったロングテール戦略の考え方を、俺はかなり意識している。
 ネットで何かやる場合、メジャー路線を取らなくても、利益を狙えるのだ。
 なむナビEXPOが、まさにそうだ。
 あんなもん、万人受けするわけがない。俺が有名人だったり、サイトをものすごく作り込んだりすれば話は別かも知れないが、そう簡単にはいかない。
 だがそれで構わないのだ。99%の人に黙殺され、そもそも存在に気付いてもらえなくても、構わない。残り1%の、あのサイトのノリやコンセプトを分かってくれる人たちとさえ、つながれれば。
 さっきの図で言えば、緑の部分の人たちに無視されても、黄色の部分の人たちに面白がってもらえれば、十分勝負になる。


 そしてそういう戦略が可能になるのは、インターネットがあるからだ。インターネットさえ使えれば、全世界に発信できる。あのノリを分かってくれるヤバイ人たち*1と、接触できる可能性が出てくる。
 そしてこれも大きいのだが、大して原価がかからない。サーバー代やプロバイダ代だけで情報発信や宣伝が出来るし、「Amazon欲しいものリスト」というインフラも既に用意されている。だから、なむナビEXPOなどという突飛な企画も成り立つのだ。あれをやるのに高いコストがかかってたら、企画として成り立たない。


 ニート的生活を志向している我々にとって、ネットは武器になると思うのだ。もともとニートは、利用者や消費者としてネットを愛していると思うけど、生産者や販売者としても使えるのではないか。かなりニッチでマニアックな何かで収入を得ようとする際、ネットは、強力な武器に成りうる。
 まあ、形にしていくのはなかなか難しいけれど。


***


 いろいろと書いておいてあれですが、ロングテール戦略についての私の理解は、かなり自己流です。正確なところを知りたい方は、書籍なりウィキペディアなりで各自で調べてください。画像も、ウィキペディアから拝借(パブリックドメイン)しました。

*1:褒めてます