正義と微笑

numb_86のブログ

英語よりも、プログラミングよりも、大切なもの

 1年以上前の記事だが、素晴らしい内容なので紹介したい。


 グローバル化って言葉が生み出す誤解について

英語技術や最新のテクノロジーそのものが大事なのではない。


新しい競合と比べて、より高い価値を提供できるか、それだけが問題なのだ。


英語や最新のテクノロジーをみにつけても価値を提供できない奴は結局職を失うことになる。


グローバルという言葉に踊らされ、目新しいことをそのものに価値があると信じて意味のない努力をするのではなく、
今まで通り、目の前の客に少しでも価値のある仕事を提供するに自分をどう磨いていくかを考えろ。


 本当に、その通りだと思う。
 もちろん、英語を学ぶことが悪いわけではない。むしろ素晴らしいことだと思う。その向学心は尊い。
 英語に限らず、新しい技術や知識を学ぶのは大切だ。競争に勝つためにも、時代に取り残されないためにも、新しいものを吸収していく姿勢は不可欠だと思う。
 だが、それ自体に何か価値が有るわけではないのだ。そこから何を生み出すか、それを使って何が出来るか。それこそが本質のはず。


 だが世間では相変わらず、「これからは英語が不可欠になる! とにかく英語を学ぶんだ!」「これからはグローバルやで〜」「成長著しいアジアで就職すれば、キミも勝ち組!」みたいな薄っぺらい論調が幅を利かせている。もちろん、誠実な議論を展開している人たちもいるが、どうしたって、そういう声は脇に追いやられる。


 繰り返すが、英語を学ぶ事自体が悪いわけではない。
 「英語さえ学べば何とかなる!」的な、安易な思考停止がまずいのだ。手放しの礼賛。
 英語学習や海外就職を煽ってる人たちは、それが商売だから、そうするのだ。そうやって煽ることで、利益を得ている。いつだって、一番儲かるのは胴元なのだ。


 だが、踊らされているほうがあまりにも気の毒だ。
 余計なお世話ではあるが、俺は、少しでも多くの同世代に生き延びて欲しいと思っている。飢えることなく、絶望することなく。そう考えると、踊らされてる人たちは、あまりにも危なかっしい。本当に自分なりに考えた上で、そのセミナーに通っているの? その教材は本当に、◯万円も出して買う価値があった?
 俺自身も食えてないわけだから、ホント、余計なお世話なんだけどさ。


 分かりやすいから「英語」を槍玉に挙げたけど、もちろん、他の知識や技術だって同じ。
 例えば、プログラミング。
 プログラミングを学びたいという人は多い。俺もその一人だ。だが、プログラミングを学んで何をしたいのか、何をするつもりなのか、そこらへんを考えておかないと、後悔することになるかもしれない。趣味でやるぶんにはいいが、食べていくためにプログラミングをやろうと思っているなら、「何のために学ぶのか」を考えたほうがいい。そもそも、目的もないのに勉強しようとしても、続かないだろうし。
 当面は「プログラマー」の需要(求人)が無くなるとは思えないけど、社会構造や時代が変わるにつれ、せっかく学んだ技術が役立たずになってしまうかもしれない。プログラミング言語によっては既に、以前に比べて需要が少なくなっているものもあるのだろう。


 技術や知識そのものは、手段に過ぎない。
 大切なのは、誰かにとっての「価値」を生み出すことだ。
 新しい技術を使って大きな価値を生み出せそうだと思うなら、そうすればいい。逆に、既存の技術を利用したほうが上手くいきそうだと思うのなら、そうすべきだ。


 今後ますます、我々20代にとっては生きづらい世の中になっていくのかもしれない。
 だけど何とか、しょうもない連中に踊らされることを回避して、お互いに価値を創造・提供しあい、生き延びていきましょう。