正義と微笑

numb_86のブログ

スピードが無ければ死ぬしかない

 スピードが足りない気がしている。
 スピードこそが全ての肝となる。速さがあれば、その分だけ多くの経験を積める。実績も築ける。より多くの目標を達成することも出来る。
 スピードが無ければ、何も出来ない。グズグズやって、そのまま腐って死んでいく。しょうもないことしか出来ないまま、死んでいく。


 同世代のトップランカーたちと、何故これほどまでに差があるのか。その答えの一つが、スピードだと思う。
 彼らはとにかく、経験量が凄まじい。密度の濃い経験を、多く経験している。若くして、様々なものを味わい、体験し、乗り越えてきた。その経験が、彼らを形成しているんだと思う。その過程で、能力を磨き、知識を蓄え、感性を養い、実績を積み、目標を達成してきた。それをひたすら繰り返して、繰り返して、今の立場に至っている。彼らの優秀さには、理由があるのだ。
 なぜ彼らは、多くの経験を得ることが出来るのか。それはもちろん、スピードがあるから。環境がいい、学歴がいい、運がいい、そういう要素ももちろんあるけれど、スピードが無ければどうにもならない。ダラダラやってたら、どんなにいい環境にいても、凡人で終わる。
 私が尊敬している人たちは皆、速さの重要性というものを強調している。どんどん先に進んでいく。次から次へと、課題を解決し、目標を達成していく。そうすることでさらに高いステージに進み、そこでもまた、早々に結果を出す。そのサイクルを圧倒的なスピードで回し続けているのだから、彼らが若さに見合わない実績や能力を有しているのは、当然と言える。環境の良さだけではないのだ。というより、たゆまず前に進み続けたからこそ、恵まれた環境を手にしたと言える。そこに目を向けず、ただ単に「アイツは運や学歴がいいだけ」みたいに悪態をつくのは、間違っていると思う。


 私の場合、環境は既に与えられている。それこそまさに運がいいだけなのだが、環境は与えられている。
 権限や裁量がある。別に偉いポジションにいるわけではないのだが、様々な社内事情や企業風土により、非常に自由に働かせてもらっている。
 同僚も理解のある人ばかり。風通しもいい。前職と比べると信じられないくらい。
 にも関わらず、それを活かせていない。ろくに成果を出せていない。全然経験を増やせていない。裁量があり、やるべき、やりたいと思える仕事があるのだが、それを実現できていない。その気になれば、見栄えのいい実績をもっと獲得できるはずなのに。自分に意思さえあれば、成長につながるような中身のある経験を味わえるはずなのに。全然出来ていない。ダラダラしながら日々を過ごしてしまっている。成果を出せていないし、成長も出来ていない。


 それはやはり、スピードが無いからだろう。
 スピードが全く足りない。自分でイライラしてくる程だ。
 ダラダラと長い時間をかけて、それでやっと、ちっぽけなアウトプットを吐き出す。どうしようもない。


 スピードさえあえば、同じ時間内で、もっと多くのことをこなせる。たくさんの事が出来る。より多くの仕事をこなし、その分だけ成果や実績を得られる。そして、上述したポジティブなサイクルが生まれる。経験や成果によって能力や知識が手に入る。そして前に進み続けるから、またすぐに新しい機会や課題に取り組むことになる。能力や知識が高まっているから、以前よりも速く達成できるし、以前より高度なことも出来るようになる。そうしてまた、能力や知識が上積みされる。スピードがあれば、複利で、能力や成果が膨れ上がっていく。


 日々の業務は、「面白い仕事」ばかりではない。
 むしろ、単純なルーチンワークや、あまり建設的ではないのに手間ばかりかかる地味な作業が、日常の大半を占める。
 それに、思い通りにもいかない。予想通りにはいかない。突発的な状況の変化に対応したり、外部から急な課題が持ち込まれたり。
 そういう、ルーチンワークやイレギュラーな仕事を、速く片付ける。そして、「やりたい」「やるべき」と思える仕事に取り組む余裕をつくる。
 せっかくつくりだした時間をムダにしてもいけない。価値のある仕事だからといって、ダラダラ時間を掛けていてはいけない。それはただの自己満足だ。手早く終わらせないといけない。完成度と速さのバランスを見極め、さっさと終わらせる。そして次に行く。


 恵まれた環境にあると書いたけど、別に満足はしていない。
 自分の無能っぷりに、本当に呆れる。まるで役に立たないし、ろくな成果を生み出せていない。「仕事ができる」という状況からは、程遠い。
 私は、もっと出来るようになりたい。それに、環境だっていつまでもは続かない。変化していく。


 明日からまた仕事だが、スピードを出したい。
 とにかく今は、たくさんのことを素早く、経験していきたい。そうすることでしか、未来を得られない気がしている。