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正義と微笑

numb_86のブログ

努力のシステム化による、安定的なアウトプット

 いわゆる「ライフハック」が嫌いだったんだけど、最近、その必要性を感じ始めている。
 作業や学習を効率よく行うための、様々なテクニック。自分なりの方法論。
 なんというか、ただひたすら頑張るとか、その時のモチベーションに任せるとか、ただ単に自分を叱咤激励するとか、そういうやり方の限界を感じている。単なる「努力」では、次のステージには進めない気がする。もっと、科学的に、システマチックに、努力したい。努力の自動化というか。
 その場その場で出たとこ勝負でやる気を振り絞る。そういう手法は、いわば「素人」だ。効率が悪いし、波もある。結果、生産性が保証されない。上手くいったり、いかなかったり。全体で見て、計画通りにはまずいかない。もっと、「プロフェッショナル」になりたい。安定的、そう、安定的に、インプットやアウトプットを行えるようになりたい。


 そういう考え方になると、ライフハックや仕事論みたいな記事に、今までよりも関心が湧く。


 毎日コードを書くこと - snowlongの日記
 毎朝5時に起きてコードを書くソフトウェアエンジニア - Higepon’s blog
 カーネルハッカー・小崎資広の「コードを読む技術」 | サイボウズ式
 まず7割作る - MEMOGRAPHIX


 多くの記事で共通しているのは、「毎日やること」だろうか。作業することを習慣にして、それこそ半ば自動的に作業するような状態にする。そうすることで、少しずつでも確実に、前に進んでいける。
 それに関連して、「間をあけてしまうこと」の弊害も、よく指摘されている。間があくことで、以前に自分が何をしていたのか、思い出すのに時間がかかる。感覚を取り戻すための時間が必要になる。それはやっぱり、非効率だ。


 その一方で、変に自分を追い詰めないことの大切さも、よく言われている。「毎日やる」ということに義務感を感じて、それが心理的な負担になったり、出来なかった自分を責めてしまったりするのは、本末転倒。
 心理状態や精神的なコンディションというのは、生産性に大きな影響を与える。
 いかに心を乱されないようにするか、そしてそのための状況を作り出し維持するか、というのはかなり重要なんだと思う。
 だから、自分にプレッシャーをかけないようにするだけでなく、達成感を手に入れ不安を打ち消すことも、大切になる。
 そしてその意味でも、「毎日やること」は重要である。毎日やることで確実に結果が積み上げられていき、それが、自信や満足感につながる。

進捗があるという感覚は、実際の進捗と同じくらい重要だと気づいた。これは目を見張るような発見だったと思う。毎日一貫して作業が進むようにしてしまえば、不安なんてものは溶けてなくなってしまった。自分のやった仕事量に対して平穏な気持ちでいられたし、なんとしてでもすべての作業を終わらせなきゃという横暴とも言える欲求を持つこともなくなった。


 後ろめたさや罪悪感、スケジュールが遅れているという意識、そういうのがあると、作業の効率はガクンと落ちる。同じ作業をするのに、倍のエネルギーを要するようになる。
 とはいえ、何にストレスを感じるかは人それぞれ。状況も人によって違う。作業の対象によっても、やり方は変わるだろう。
 例えば、私は朝がすごく弱い。早起き系は無理だし、やるだけ徒労に終わると思う。そこは割り切って、違う方法を模索する。
 絶対的な正解があるわけではなく、めいめいのやり方を見つけるしかない。


 色んな意見や記事を参考にして、自分なりの「努力の方法」を確立したい。大切なのは、スローガンを掲げることではなくて、実際にそれを身に付けることだ。自分の血肉にして、当たり前のように実践できる状態にならないと、何の意味もない。
 そのためには、意図的にやらないとダメなのだろう。自分のやり方を見つけるための試行錯誤を、意図的にやる。いいかもと思った手法を、意識的に実践していく。そしてその効果を、しっかり測定する。
 地道で意図的な繰り返しを行わないと、自分のやり方なんて見つからない。自然と手に入りました、なんてことは有り得ない。変な願望を抱いてないで、ちゃんとやろう。


 時間も能力も体力も資金も、有限なのだから。やりたいことを実現させるためには、しっかりと手を打っていく必要がある。