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正義と微笑

numb_86のブログ

ニートや引きこもりがプログラミングを勉強して就職できた話

 2017/2/10追記
 私自身も、30歳無職、プログラミング実務経験なし、という状態から、独学で勉強してWEBエンジニアとして就職した。
 WEBエンジニアとして就職 2017年1月の活動報告と今後の方針

 そういうのが、ネット民は大好きなんだろうなあ、と。
 先日、この記事が注目を集めていた。いい記事だとは思ったけど、900以上もブックマークを集めるとは思わなかった。

 一歩踏み出してよかった

 ニートはプログラミングを勉強しろ。そういう言説をよく目にする。
 プログラミングを学べば職歴なくても就職できる、上手くなれば成り上がれる。そういったことが、まことしやかに語られている。

 ここでは、自分がネットで見かけたその手の話を、紹介してみる。


 コードで「社会とつながる」ということ~26歳で再就職した元ニートの『skillstock』開発記【前編】 - エンジニアtype

 飲食店に就職するも激務によって力尽き、ニートとして放浪した後、ギークハウスに転がり込む。多くの人と関わりつつ、プログラミングを学んでいき、ウェブサービスを開発するプロジェクトにボランティアとして参加。それをキッカケとしてエンジニアとして就職し、現在はmixi勤務*1
 ある種のニートにとっては、まさにモデルケースというか、お手本というか。まさに「ニートのシンデレラ・ストーリー」。


 世界は善意に満ち、巷には優秀な人が溢れ、人生は挫折に支えられ、青年はテクノロジーに未来を託している。 - 久保渓(クボケー)の日記

 20歳の頃に勇み足で起業するも、失敗。その後、エンジニアとして腕を磨き、這い上がる。
 だから「引きこもりからの復帰」ではないけど、絶望からの再スタートという意味では同じ。
 上記のエントリを読む限り、本当にゼロからのスタートだったようだし。


 引きこもりだった自分が今海外でフリーのWEBデザイナーでいることはボンバーマンとエロのおかげだった話 | NAGOCRE(なごくり)

 大学を中退し、オンラインゲームに熱中する引きこもりに。だがそこでの出会いをキッカケに、ウェブ制作に関心を持つ。
 アルバイトとしてウェブ制作会社に入り、その後は正社員として会社を移りながら腕を磨き、現在はフリーのウェブデザイナー(海外在住)。


 ニーキャリ(現在は閉鎖)

 高校卒業後ニートとして過ごしていたが、書店アルバイトを経て、IT系のブラック企業に派遣として入る。その後、転職を繰り返し、外資系でプリセールスとして働く。この人の場合は、ネットワークと英語の勉強をして、キャリアアップを果たしたらしい。
 現在は閉鎖してしまって読めないが、一応、そういう事例があったということで。


***


 意外と少なかった。
 プログラミングを勉強することでキャリアが広がった、人生が拓けた。そういう記事は多いけど、ほとんどの場合、既に他の職種として働いている。プログラミングによって社会復帰するという、今回の趣旨に沿った記事は、あまり見つからなかった。


 だがやはり、ITエンジニアは狙い目だと思う。


 自分もこういう記事を書いたことがあるけど、朴訥とした青年にも適性がある職業の一つとして、ITエンジニアを挙げた。

 地味で冴えないノースキルな若者は、どこで働けばいいのか - 正義と微笑


 なぜITエンジニアは「狙い目」なのか。

 知識や技術が重んじられる。他の職種に比べると、おべっかや立ち回りが占める比率が低い。腕が良ければ、純粋にそれを評価してもらえる。

 独学が成り立つ。他の職種では、実務経験を積めないと成長できないことが多いが、プログラミングは、家に居ながらにして身に付けることが出来る。自分で成果物を公開・運営すれば、実務経験も得られる。企業で働くことでしか得られないものも多いが、他の職種に比べれば、そういう要素は少ないはず。

 労働需要が高い。これは大きい。求人が多いから、職歴がきれいでなくても入りやすい。間口が広いというのは、ニート・引きこもりにとって非常に重要。

 転職が一般的な業界である。だから、最初に入った企業に問題があっても、技術を高めてまたそこから転職すればいい。

 こんなところか。


 もちろん、プログラミングを勉強してITエンジニアを目指すことに対して、ネガティブな意見もある。それについては別の機会に、整理してみる。

*1:就職先がmixiに買収されたため