今年一年を振り返ります。
2012年版はこちら。
1月。
いま振り返ると、予想外に活動的。
自分のサイトを改装したり、新聞に載ったり、もくもく会をやったり、PHPの勉強をしたり。
ただ、これは焦燥感から来たものなんだな。
カネがないこと、仕事を得られないことに、かなり焦っている。そして、「このままでは(不本意な賃労働によって)自由を奪われてしまう」という恐怖感を、かなり強く抱いている。
2月。
1月に勉強したPHPを使って、ブラウザゲームを作成。軽い気持ちで公開したところ、自分史上最高にバズる。
引き続き、プログラミングを勉強したり、無職FESに行ってみたり。
カネがないことへの焦燥感を、さらに強める。
3月。
重い腰を上げてバイトに応募し始める。ライター(編集)とウェブ系を中心にいくつか応募するが、一つも受からず。
4月。
新しいブラウザゲームを公開したり、データ販売を始めたり、いろいろ試す。
そして、ネット経由でアルバイトを紹介してもらい、そこで働くことになる。
5月。
「働かないで生きるには」というイベントを開く。ろくに準備出来ていなかったにも関わらず、思ったより多くの人に来て頂いた。
英語の勉強を開始する。
6月。
苛立ちが募る。
職場では役に立ててないし、個人活動もろく進んでいない。
やりたいことが多すぎる、でも全く出来ていない。理想の生活、理想の自分というものがある。でも現実はそれとは程遠い。
イライラしていた。
7月。
ずっと引っ張ってたウェブ制作の案件が、ようやく終わる。
8月。
文章を書いたり、英語の勉強をしたり、ムーバブルタイプを触ったり。
9月〜12月。
英語、ムーバブルタイプ、資格試験、読書。
その他、形にならないことをチョコチョコやったり。
どうなんだろう。
こうやって振り返ると、どうしても強い不満を感じてしまう。アウトプットが全然出来ていないし、人とも会えていない。
でもそれは、仕事についての記述を全て省いているからだろう。とにかく、今年は、仕事がメインだった。それを省いてしまっているのだから、そりゃ当然、何もしていないような気持ちになる。
実際には、仕事を通じて多くのことを知れたし、経験できた。決して、空っぽの1年ではなかった。
何より、当面はカネの心配をしなくてもよくなったのが大きい。相変わらずの貧困生活で、スニーカーにもジーンズにも穴があいているような有り様だけど、取り敢えず、定期的な収入がある。食っていくことが出来る。
そして、今年の初めに感じていた、「働き始めたら自由を奪われる」という不安は、今のところ外れている。確かに時間の大半を仕事に費やしているのだが、「自由を奪われている」という感覚はほとんどない。それなりに満足感のある環境だからだろう。時間を切り売りしているという感覚を抱かずに済んでいる。
働くことが、自分の人生にもプラスになっていると感じている。仕事と人生のベクトルが一致しているというか。
しかし、あまりにもアウトプット出来なかったのも、事実だ。
仕事においても、「成果」をほとんど出せなかった。達成感を感じる機会が、ほとんど無かった。
ブログでも何度も繰り返しているように、今はとにかく実力をつけるべき時期なんだ。それは分かってる。分かってるけど、ダメだ。そこまでストイックにはなれない。
去年(2012年)、インターネットで自己表現することに味をしめてしまった。それも大きい。思いついたものをすぐに外に出し、リアクションを得る。それが当たり前になっていたから、インターネットで何もアウトプットできていない今の生活は、苦しかった。
来年は、アウトプットしたい。いや、アウトプットである必要はなくて、「達成感や満足感を得る機会」を用意していくことが大切なんだ。
ただひたすら勉強するのではなく、意図的に、イベントをつくる。1年を振り返ったときに、「◯◯を達成した、実現した」と思えるような、そんな過ごし方をしたい。目に見える形で、成果や結果を出していこう。